最近、心も体も寒い日々が続いていた。ちょっと寒いという程度ではなくて、実は私がお世話になっていた人が急去した。関わりのあった人たちは皆、灯が消えたような気分の中を過ごしている。
私の写真は「静けさ」のほうを得意としているけれど、今は精神状態を反映してしまって「陰鬱」なくらいだ。これでもマシな1枚を選んだほう。ひとりでいても、誰かといても、寂しげなものにしか目が向かない。明るくて楽しいものを避けたくて仕方がなくSNSからも遠ざかっている。喪中とはこういうことか。
さて、それでも練習は大切なので、登場から間もないSPP6.1を(ようやくだが)使い始めた。ユーザーインターフェースに変更があり、まだ慣れていない。その他には挨拶用に写真入りの小冊子を作ったり、ビデオカメラの練習もあるのだけど、それらはストップしたままだ。ヴィジョンが薄らいでいるから手段がおぼつかないのだ。
どこかで切り替えられるといいのだけれど。差し当たり11月の前半は肖像を扱う機会が多いので影響が出ないようにしたい。心身が不調なときほど理論や方法に助けられる。だから練習は大切なのだ。
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